「お酒と人との出会い」が生まれる場所

神戸、三宮にある雑居ビルの一室。

その扉を開けると、

目に飛び込んでくるのは

ヴィンテージウイスキー、ブランデーの数々と、

10席だけのカウンター。

店内にはきらびやかに並ぶボトルと

アンティークのグラスが置かれたシンプルな空間。

店内の照明はお酒の色、料理の色も楽しめるように明るく調節され、清潔感に溢れています。

【神戸 美酒Salon "S" のウイスキーの世界】

バックバーに並ぶウイスキーはオーナーが17年間の歳月をかけて集めてきた、

今では手に入らない希少なウイスキーや、

すでに蒸留所が閉鎖した幻のウイスキーもお楽しみいただけます。

シングルモルトスコッチウイスキー

1969年に蒸留され2009年に瓶詰め。実に樽の中での熟成年数39年。

ゴードン＆マクファイル社のケルティックラベルの「ロングモーン」

・シェリー樽で39年間という長い間、樽の中で熟成された1960年代のシングルモルトウイスキー。

華やかな香りと、パッションフルーツや桃のようなフルーティーな味わいを持ちながら、さらに長い熟成を経たことで完熟プラムのような重厚感さえ感じる極上のウイスキー。

バーボンウイスキー

「ワイルドターキー マスターディスティラー・セレクション 14年」

1992年に樽詰めされ、14年間の間樽熟成された原酒だけを用い、

蒸留所責任者のジミー・ラッセルがバレルプルーフに仕立てた日本限定のバーボン。

【神戸 美酒Salon "S" のワインの世界】

ワインセラーの中には世界各国のハイブランドなモノから、

農薬を使わない自然派ワイン、

さらに少しユニークなワインまで幅広く取り揃えています。

オーナーは日本・海外のレストランで15年以上も

料理とワインについて学んできました。

そのワイン好きがエスカレートして、自らもワインを作りたい！！と奮い立ち

大阪のワイナリーで2年半、ワイン用のぶどう栽培を修業するほどのワイン好きでもあります。

収穫間近の大阪産メルロー

【神戸 美酒Salon "S" のコンセプト】

コンセプトは「出会い」

それはまだ経験したことがない「未知なるお酒との出会い」もあれば、

何十年と前に一度味わったことのある、「懐かしさとの出会い」もあります。

そして、

小さなお店での、小さなコミュニティーから生まれる

「人と人との出会い」

それは、

時として自分の人生を変えてしまうほどの大切な出会いになるときもあります。

私はそんな、様々な出会いをつくる「場」をつくりたいと思い、

このお店を造ることを決めました。

だからこそ、

お店の一番大事なコンセプトに「出会い」を掲げます。

【神戸 美酒Salon "S" のグラスの世界】

何十年も樽の中で眠り、熟成を重ねるウイスキー。

何か月も手塩にかけて、みずみずしく育った葡萄からできるワイン。

そのすべては職人さん・農家さんの「想い」

その「想い」を注ぐグラスにもまた、「想い」があります。

アンティークのバカラグラス。エジンバラグラス。ドレスデンクリスタル。

リーデル。テレジアンタール。ウェッジウッド。ロイヤルドルトン。

日本の江戸切子や、皇室御用達のカガミクリスタルなど。

グラスひとつでお酒の味は変わります。

グラスの中で交わる一杯の「想い」

ぜひ、特別なグラスでワインやウイスキー、ハイボールを味わってみて下さい。

一口飲んだその瞬間に訪れる「至福の時間」

その時間を味わうのもまた、至福の時間なのかもしれません。

【神戸 美酒Salon "S" の独創的なおつまみ料理】

オーナーは高校生の頃から始めた中華料理店のアルバイトを皮切りに、

銀座のBAR、高級フレンチ、大衆食堂イタリアンに

2年間のイタリアでの星付きレストランや老舗ホテルでの料理修業。

十数年間、料理を作ってきた経験から生まれるおつまみ料理は実に多彩です。

伊賀産ビーツと牛ほほ肉のボルシチを詰めたラビオリ

可愛い形の「アニョロッティ・ダル・プリン」と言う名前のラビオリ。

なんと、中の詰め物は「ロシア郷土料理のボルシチ」

牛ほほ肉と香味野菜をブイヨンで煮込み、伊賀産の農薬を使用していないビーツを加えて２時間ほど煮込みボルシチを作ります。

そのボルシチをペースト状にしたものをパスタ生地で包み、茹でます。

茹で上がったラビオリをフライパンで、セージと北海道産のバターで素早く火入れを行い、アツアツの状態で一口食べれば、

クチいっぱいに広がるバターの風味とセージの香り。

一口かみしめるごとにボルシチの深い味わいと豊かな余韻が、赤ワインと自然と溶け込んでいきます。

ボルシチはロシアの郷土料理なので、ウォッカと合わせるのもまた、楽しいペアリングになります。

他にも「兵庫県産三田牛のステーキ、バーボンの香りを纏わせて」は、

提供時にウイスキーを熟成さした樽のチップを使い、瞬間燻製にすることで、

バーボンに合うのはもちろんですが、山崎のハイボールとの相性も素晴らしいです。

そして、オーナーのスペシャリテのひとつ。

「魚介の旨味を3種の調理法から引き出した 漁師風の生パスタ」は

磯の旨味を凝縮したダシ、潮風を感じる香り、生パスタの心地よい食感は、

アイラウイスキーや白ワインと相性の良い絶品の一皿です。

他にも「3種の野菜とリコッタチーズを詰めたラビオリ。赤海老のスープ仕立て」「うずらの卵のピクルスと馬肉のカルパッチョ」「津軽鴨のすき焼き風赤ワイン煮込み」「MIXナッツ・ピスタチオ・ドライフルーツの盛り合わせ」など定番のおつまみもご用意しています。

「3種の野菜とリコッタチーズを詰めたラビオリ。赤海老のスープ仕立て」

甘いのが好きな方には、チーズケーキやガトーショコラなどの

「シェフの気まぐれドルチェ」もご用意しています。